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●はじめに
北海道はパークゴルフ発祥の地として知られ、1983年に幕別町で誕生して以来、道内各地の市町村に広がりを見せてきました。現在では北海道内に約400カ所ものパークゴルフ場が点在し、地域住民の健康増進や観光資源として重要な役割を担っています。
●誰でも気軽に楽しめる
パークゴルフは、ゴルフを簡略化したスポーツで、クラブ1本とボール1個があればプレーできます。芝生の上でボールを打ち、カップインするまでの打数を競うシンプルなルールですが、地形の影響を受けるため意外と奥深いスポーツです。
●地域分布と特色
北海道のパークゴルフ場は地域によって特色が異なります。道央圏では札幌市を中心に都市型の施設が多く、豊平川河川敷パークゴルフ場のように自然と都市が融合した形態が特徴的です。 一方、道東・道北地域では広大な敷地を活かした大規模コースが多く、雄大な自然景観を楽しめる施設が人気を集めています。 発祥の地である十勝地方(幕別町・帯広市など)では、「パークゴルフのふるさと」として質の高い施設整備と大会開催に力を入れており、国内外からの愛好家が訪れる聖地となっています。
●市町村の取り組み
多くの市町村では、パークゴルフ場を地域活性化の核として位置づけています。特に過疎地域においては、高齢者の健康増進と交流の場としてだけでなく、観光客誘致の手段としても活用されています。 富良野市などの観光地では、宿泊施設と連携したパークゴルフプランを提供し、夏季観光の目玉として定着しています。
●施設運営の現状と課題
運営形態としては、市町村直営のほか、指定管理者制度を導入した民間委託、地域住民による運営組合方式など多様化しています。料金設定は200円〜800円程度が一般的で、地元住民割引や高齢者割引を設けている施設が多いのも特徴です。 一方で、人口減少が進む地域では維持管理費の負担が課題となっており、冬季閉鎖期間の長さも運営上の難点として挙げられます。 地域社会との関わり パークゴルフ場は単なる運動施設を超え、地域コミュニティの核としての役割を担っています。 多くの市町村では地元愛好家によるクラブが組織され、清掃ボランティアや初心者講習会の実施など、施設を支える活動が活発です。
●今後の展望
冬季の長い北海道ならではの課題を克服するため、室内パークゴルフ場の整備など、四季を通じた活用策が模索されています。
●まとめ
北海道のパークゴルフ場は、発祥から40年近くを経て、単なるレジャー施設から地域社会を支える重要なインフラへと進化してきました。 人口減少や高齢化が進む北海道において、健康増進・観光振興・コミュニティ形成の三つの側面から地域を支える存在として、今後も発展が期待されています。


